ワインペアリングの解説,銀座 フレンチ 銀座エスコフィエ

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ボルドー地方紹介
ボルドーはフランス南西部の中心都市で古くから貿易の盛んな商業都市として栄えてきました。
三日月形に湾曲したガロンヌ川沿いの「月の港」は世界遺産に登録 され、今も町には古典様式の
重厚な建築物が多く残っています。
そして世界屈指のワイン銘醸地で、特に赤ワインといえばボルドーを思い浮かべる人も多いで
しょう。
今回は赤ワインを中心に作られた料理とワインの饗宴をお楽しみ下さい。

< Menu >
①穴子と茄子のランプロワ風 ジュレ寄せ
Congre et Aubergine à la Millefeuille en geleé
現地で良く食べられているランプロワ(ヤツメウナギ)の赤ワイン煮込みを穴子を使ってアレン
ジしました。
穴子と茄子を香味野菜とたっぷりの赤ワインで煮込み、ゼリー寄せにする事で涼やかな一品に。
②プティグリ(エスカルゴ)のシヴェ
Escargote à la Civet
小ぶりのエスカルゴのプティグリ種はボルドーが産地。
キノコと一緒に赤ワインで煮込み、ほうれん草のクリーム煮と合わせました。
③鮮魚と帆立貝のソテー ボルドー風ホワイトソースで
Poisson et St-jacques sauté Sauce Bordelaise blanc
港町としてのボルドーをイメージして作りました。
ソテーした帆立貝とボルドーの白ワインは相性抜群です。
④マグレ鴨のロティ 赤ワインソース
Magret de Canard rôti Sauce Vin Rouge
ボルドー近郊のペリゴール地方は良質なマグレ鴨の産地。ボルドーでも愛されています。
胸肉をローストし旨味を閉じ込めました。やや酸味のある赤ワインソースでどうぞ。
又はプラス5000円で
au(+5000yens)
鹿児島黒牛フィレ肉の“ブッフ・ボルドレーズ”
Boeuf à la Bordelaise
当店自慢の鹿児島黒牛フィレ肉のステーキ、ボルドレーズソースでお召し上がり下さい。
⑤ボルドーで愛されているデザート
Dessert “Bordelaise”
コースの締めくくりにボルドーで愛されるデセールをどうぞ。
①【2016 シャトー・ラコサード・サン・マルタン ルージュ】
オーナーはブライ地区の指導者的な存在。
勉強熱心な彼は、同じボルドー地方の有名生産者とも交流しながら醸造にあたっています。
外観は濃いガーネット色、ブルーベリーやカシスの香り、タンニンは丸みがあり涼やかな印象の赤ワインです。
②【2012 シャトー・デ・グラーヴ】
シャトーはアントル・ドゥ・メールにあり名前は畑に肩骨大の石(グラーヴ)がゴロゴロとある
事に由来しています。
樹齢平均30年以上、樽熟14ヶ月とこのエリアとしては非常にリッチな作りです。
飲み頃を迎えた完熟したカシス、レーズン、甘草、キノコ等の複雑な香り。
 
力強くも丸みのあるタンニンが心地よいです。
③【2017 シャトー・ラコサード・サン・マルタン ブラン】
ボルドーの生産者としては珍しく、目の細かく繊細なローストのブルゴーニュの樽を使用して発
酵、熟成させています。
外観はやや濃い目のイエローの、粘性もやや強め。
洋梨、白桃、パイナップル等の果実高、樽由来のバニラの香り。
セミヨン主体でミネラル豊富、骨格のしっかりした伝統的なボルドー白ワインの味わいです。
【2016 シャトー・グランジュヌーヴ】
世界最高のメルローの適地のポムロールのワイン。
クラス・ド・フェールと呼ばれる独自の土壌に植えられた、樹齢50年を超える古木から収穫され
ています。
完熟した黒い果実の濃醇な香り、カカオ甘草、バニラの香りも。
アタックも強く、非常に濃縮感のある果実味を味わえます。
それでいてタンニンは緻密、ふくよかでー滑らかな口当たりです。